関連サイト

投稿:2007/01/10

こんにちは、Fiverworksの沼倉です。
今年もよろしくお願いします。


今回は、関連サイトについてお話しします。
(メルマガの解除方法は、最後に書いてあります)


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■ 本文 ■

今回は、関連サイトについて。

よく、「関連するサイトからリンクをもらうと高く評価される」という話
が、SEO関係のレポートに書いてあったりしますが、はたしてこれは本当
なんでしょうか。


検索エンジンの開発にごく近い方が言ったのならわかりますが、そうでな
ければこれを検証するのは、かなり大変なことだと思えるのです。


全文検索のアルゴリズムを考えると、検索エンジンはサイトをクロールし
て、「単語インデックス」というものを作ります(たぶん)。そして、リ
ンクされたサイトとの単語の一致度合いとかを計算すれば、サイトの関連
指数というのは算出できると思います。


素朴と言えば素朴なアルゴリズムですが、それなりの指標にはなると思い
ます。しかし、だからといって本当にこんな処理をするかどうかとなると、
ちょっと疑問です。


というのも、サイトの数が急速に増えて続けているからです。早い話、処
理しきれないんじゃないかと。


それに、「関連」という単語に、ボクは敏感に反応してしまうんですね。
(これ以降はヨタ話なので、読まなくてもいいです)


以前、関連(アソシエーション)を主体にしたデータモデルというのを研
究していたことがあるんです。


私たちは、どうしてもモノ主体に世界を見ていますから、オブジェクト指
向と親和性が高いわけです。関連を主体にしたデータモデルでは、これを、
モノとモノの関連(つまり動詞)を主体に見るわけです。


たとえば、「鳥は羽を持つ」ということを、「持つ」ということを中心に
すると、


  持つ(’鳥’,’羽’)


というように記述できます。そして、この記法は、AI言語としてかつて脚
光をあびたPrologと同じなんです。ここにおいて、プログラムとデータと
いうのは、その境界が曖昧になります。


なんてことを研究していたときに、とある仏教関係の本を読んでいたら、


  縁にこそ、本質がある


とか書いてあったんです。これこそ、このデータモデルそのものではない
か、そして「色即是空」ということの本当の意味はこれだったのか、と驚
いたことがあります。


風が吹けば桶屋が儲かる、ということわざや、複雑系でよく引き合いに出
される「北京で蝶が羽ばたくとニューヨークで嵐が起こる」とかいう話も、
その本質は

  関連こそ、モノやコトを生み出すエネルギーの源泉である

ということのような気がします。


もし、私たちがオブジェクトではなく、もっと関連というものに注目して
世界を見たなら、世界はまったく異なって見えるのかもしれません。



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